新聞配達員の難敵?吠える犬への対処法

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日本は最も安全な国」とよく言われています。
では、実際のところどうなのか?
早速調べてみると、世界経済フォーラムなるところで「世界で最も安全な国ランキング(2018)」が公開されていました。
それによると、日本の安全度ランキングは「10位」だそうです。
「え、1位じゃないんだ?」と思いつつも、犯罪発生率や件数を諸外国と比較すると、治安の良さはトップクラスであることに間違いないようです。
ちなみに、安全度ランキングの1位は「フィンランド」、中国は55位、アメリカは56位だそうです。

とは言っても、新聞に目を通せば犯罪事件はどこか必ず取り上げていて、だんだん凶悪化しているのではないかと思ってしまいます。
それを裏付けているかわかりませんが、防犯関連の市場は毎年右肩上がりで伸びているそうです。

防犯(セキュリティ)対策と言えば…
「セ〇ムしてますか?」
こんな言葉が、斬新(ざんしん)に聞こえたのはいつ頃だったでしょうか?
それが、今やセキュリティ対策として自然と頭に浮かんでくる時代になりましたし、現に家の玄関、ビルやマンションのエントランスにも警備会社のロゴマークが当たり前のように貼られています。

ご存知のように、今や防犯(セキュリティ)対策は、遠隔監視システムや防犯カメラに代表されるようにハイテク化しています。
しかし、ひと昔前の日本を思い浮かべてみてください。
家の防犯対策の王道と言えば何だったでしょうか?それは…
「犬!」
つまり、「番犬」を飼うことでホームセキュリティ対策を行っていたと言うことです。

今も日本全国には愛犬家はたくさんいます。
昔ほど「番犬」として飼う人は多くないかもしれませんが、今だ庭先などに犬がいるお宅も珍しくはありません。
実は、この犬の存在と言うのが新聞配達員にとって、昔から切っても切れない「縁(えん)」があるようです。

新聞配達の行く手を拒むツワモノの存在とは?
「雨の日も」「雪の日も」「嵐の日も」…新聞配達は、ある種「自然現象」と戦うことが至上命題です。
しかし、彼らの行く手を阻むのは自然現象だけではありません。
それは配達先のお宅に堂々立ちはだかるツワモノ、「犬」の存在です。

長年新聞配達をしている方から聞くとわかると思いますが、犬に噛まれた経験を持つ人も少なくないんです。
例え噛まれた経験がなかったとしても、配達先で犬に吠えられたことは誰でもあることでしょう。

しっかりとリードで結ばれていて、噛まれる心配がないとしても、早朝に吠えられると近所迷惑になりはしないかとドキドキしてしまいます。
では、配達先の家で犬に吠えられたらどうしたらいいのでしょうか?

『敵を知り己を知れば百戦危うからず』
まずはどうして犬があんなにも吠えるのか、その理由を知ることが大切です。
犬が新聞配達員に対して吠えるのは、「警戒」と「警告」です。
犬はもともと縄張り意識が強く、自分のテリトリーに侵入してきたものを威嚇する習性を持っています。
また、従順な動物であるがゆえに飼主へ警戒を促すための行為であるとも言われます。

配達員としては新聞を届けに来ただけですが、犬からすると「不審者」でしかないわけです。
犬に吠えられると慌てて退散してしまう人も多いと思いますが、実はこれが逆効果。
犬からすると自分の行為で敵(新聞配達員)を撃退できたわけですから、ますます調子にのります。
翌朝も同じように吠えられてしまうことになるんです。
そこで、吠える犬に対してしっかりとした対応を取ることが大事と言うわけです。
では、具体的な対処方法を3つ取り上げましょう。

対策①:傘を使ってみる

これは、とても効果的な対処法の一つのようです。
犬は自分のよく知らないもの、大きな音を立てるものを怖がる性質を持っています。
犬に吠えられたら、すかさず犬めがけて傘をバッと開きましょう(もちろん危害を加えてはいけませんよ)。
犬はビクッとして一瞬黙ってしまうはずです。
その後、さらに吠えられてしまうという危険性はありますが、少なくとも傘でガードしているため、いきなり噛まれる確率は低くなります。
このことを何度か繰り返していくうちに、吠えなくなることも結構あるんです(その場合でもウーッと唸ったりはしますが、吠えられるよりはマシ?)。

対策②:少量のドッグフードを持ち歩く

たとえ傘であっても、配達先の飼っている犬に対して敵対的な行動はちょっとね…、と言う方におすすめの方法があります。
それは、「ドッグフードで手懐(てなず)ける」というものです。
ただ、これには弱点があって、犬によってはいつも食べているエサのほうが高級でこちらの用意したドッグフードを食べてくれないということも(涙)。

ただ、そうはいっても食べ物で気を散らすというのは有効な方法であることに間違いはないので、試してみる価値は大いにあります。
そのうち、こちらのことを『エサをくれる優しい人』と認識してなついてくれたらシメタもの。

また、配達先が子犬を飼い始めたら、早い段階でスキンシップを図ることも得策です。
犬は目先の記憶は弱いものの「一度しっかり覚えたものは一生涯記憶し続ける」と言われています。
配達先で子犬に出会ったら、なでたりして早めにこちらのことを覚えてもらうようにしましょう。

対策③:飼い主にお願いする

あらゆる方法を駆使してもそれでも吠えることをやめず、かつ噛まれてしまうような危険があるのなら、最終的には飼い主に相談するのが一番確実な方法です。

犬がいる場所を少し離してもらったり、ポストの場所を移してもらうだけで問題が解決することも少なくありません。
その際には、「犬に吠えられて迷惑している」という態度ではなく(飼い主からしたら番犬の役目をしっかりと果たしてくれているわけですからね)、しっかりとした誠意を示すことが大事なのは言うまでもありません。

まとめ

世の中には、犬好きの人もいれば、犬嫌いの人もいます。
時代の流れとともに、いつしか犬は番犬として活躍する場は薄れ、「吠える=騒音」と捉えられるようになり、ご近所トラブルになるケースも少なくないようです。
もちろん、犬自身には何の罪もありません。
やはり重要なのは、ペットとして飼う側の責任が大きいように思えます。

しかし、新聞配達を生業(なりわい)とする人たちにとって、配達先の犬と遭遇することは避けては通れないのが辛いところです。
今回お伝えした対策で一定の成果が出れば何よりですが、それでも解決できず円滑な業務の妨げになっては元も子もありません。
そんな事態になるようでしたら、やはり配達先の飼い主としっかり話をすることをおすすめします。

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